病院薬剤師、あるいは薬局(調剤薬局)で働くには、薬剤師の免許が必要です。
国立大学薬学部と私立大学薬学部を比べると、
薬剤師の国家試験の合格率が高いのは、私立大学薬学部です。
理由は、私立大学の薬学部は、薬剤師国家試験の合格率が高いことを
メリットにしているので、薬剤師試験対策の授業もしっかり行ないます。
合格が難しそうな人は卒業させず、稀に受験もさせてもらえないこともあります。
それに比べると国立大学薬学部は、純粋に学問として薬の研究をしたい方が多い傾向なので、受験希望者も少なく、したがって薬剤師の試験対策はあまり行なわれません。
筆者の知人にも東大薬学部卒業の人がいますが、研究ができる企業に就職し、
その後また大学に戻って研究を続けています。
薬剤師の免許を順調に取りたいなら、私立大学薬学部。
周りの雰囲気に負けずに自分で勉強して薬剤師の免許を取る覚悟なら、
国立大学薬学部でいいでしょう。
免許を取った後、就職に有利なのは、有名国立大学や有名私大薬学部になります。
最近、薬学部が増設されていますが、このまま行くと2017年の就職時期ぐらいから
薬剤師が多すぎるという現象が起きると予想されています。
私立大学薬学部も、それなりに就職率を気にして、就職指導には力を入れると思いますが、
もしどこか就職したい大学病院があるのなら、その大学病院付属の大学薬学部、
あるいは有名国立大学が理想的です。
でも病院の数には限りがあるので、病院薬剤師になるのは、かなり難関かもしれません。