私立大学の薬学部は、普通の学部よりも高いのではないかと不安があります。
パンフレットに載っている費用は、学費・施設費・学会費・同窓会費などです。
それ以外には、教科書代・実習費、そして強制の寄付金などが考えられますが、
実際の例を調べてみました。
地方の私立大学薬学部に下宿をして通った方の例ですが、
年間に掛かった総費用(全部込みで)が、毎年200万円、
そして、教科書代が年10万円くらいだったそうです。
また、生活費の仕送りとして10万円送ってもらい、
4万円を家賃、6万円を生活費に当てていたとのこと。
薬学部生のバイトは、実習がきついために結構難しいという話です。
寄付金に関しては、断ってもなんの影響もない、とのこと。
大学によって保護者会費などの名目で、卒業時に10万円程度を
払う場合もあるようです。
薬学部では、留年あるいは卒業延期には気をつけたほうがいいという
指摘も多いようです。薬学部では、国家試験で高い合格率を目指すため、
他の学部より留年の比率が高く、大学によっては2割に上るところもあります。
また、卒業必要単位を全部取得していたとしても、
国家試験用模擬試験の成績が悪ければ、卒業延期となることもあるようです。
その場合には、1年分余計に学費を支払うことになってしまいますね。
薬学部に入ったら、余計な学費を掛けないためには、
しっかりと勉強や実習をしていく必要がありそうです。